一般的によく見かける、材質が発泡ポリスチレンの容器へ穴を開けて欲しいと言う面白い依頼がありました。
容器の用途は”たこ焼き”を入れるための容器です。話を伺っているうちに”なぜ”の理由が理解できました。なるほど!確かに穴は重要ですね。
要は作り置きしたたこ焼きが水蒸気でふやけないようにする為です。熱々のたこ焼きから出る水蒸気が、ケース内で充満してしまわないようにです。
ちょっとした工夫が大きな違いになるようです。
依頼の内容は、10㎜の穴を2ヶ所開けることです。品質的に穴の大きさの誤差は重要でない為、素材が発泡ポリスチレンでも問題ありません。ただ、熱影響で綺麗に抜け落とす事ができないために、別工程で取り除く作業が必要となります。
衛生的にも切りカスが発生しませんので、食品への混入が避けられます。今までは内職屋さんにより手作業で穴を開けていましたが、衛生的な面からレーザーで穴を開ける選択となりました。
色んな加工がありますね。
発泡ポリスチレンの穴開け加工
投稿日:2017年10月6日 更新日: