『プロフェッショナル編』
Co2レーザーと呼ばれるレーザーは世の中に多く出回っていて、価格帯も大きく差があります。個人が趣味で使うレベルの物から、高品質な物まで幅広くラインナップされています。Co2レーザーを使って可能な限り高品質加工を追求していきます。
紙
木
プラスチック
ビームスポット径
結構重要なポイントです。微細加工になればなるほどスポット径が小さい方が品質も上がります。全てのCo2レーザー機が同じスポット径ではなく、焦点距離や集光レンズにより違いが出てきます。
スポット径:約50μ~300μ ※同じ設備で50μ~300μ 不可。
スポット径:100μ以下 レーザー設備:プロッター方式 (固定光学)
スポット径:100μ~ レーザー設備:スキャナー方式 (θレンズ ガルバノスキャナ)
スポット径だけを捉えてもレーザー制御方式が違ってきます。又、発振器から出るビーム元径によって絞れる限度もありますので、一概には上記での数値には当てはまりません。
写真:集光レンズにるスポット径の違い
1.スキャナー方式:θレンズ 集光レンズ
エリア80㎜レンズ
エリア100㎜レンズ
エリア140㎜レンズ
エリア200㎜レンズ
拡大写真からスポット径による加工品質の違いが分かります。
スポット径が大きくなる程、熱影響が大きくなる傾向です。
2.プロッター方式:固定光学用集光レンズ
焦点距離:2インチレンズ
焦点距離:3インチレンズ