ファイバー紙とは?簡単に説明すると硬く柔軟性のあるプラスチックの様な紙のことで、原材料はもちろん紙となります。『脱プラ』が求められている中での代替品として注目の素材だと思います。
では、そのファイバー紙を加工(切ったり、折り曲げたり)する方法は?どんな方法があるのかを説明します。
1.刃型で抜く。
2.レーザーで切る。
刃型の場合は初期費用で型代が必要になります。硬く、厚みのあるファイバー紙は特殊な刃型が必要で型費も高額になり、少量での製作には不向きな加工方法だと思います。
レーザー加工
レーザー機の種類はCo2レーザーと呼ばれるものです。紙との加工相性はとても良好です。
レーザー加工では加工データにより機械を操作しますので、刃型が必要ありません。なにより形を作るまでのスピードが速いのがメリットです。もちろん微調整など変更も容易に行えます。
写真のファイバーカードケースは勘合部分に接着剤を使わないで、カット、折り曲げ、はめ込みのみで出来ております。デザインは青の塗料を取り除き、白く発色させてあります。
ファイバー紙の質感が独特な雰囲気を出し、紙の良さを演出しています。
ファイバー紙カードケース
材質:オリエンタルカクテル ブルー1㎜
加工方法:Co2レーザー
ファイバー紙のレーザーカット
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