Laser お知らせ 加工技術

ウィンドフィルムのハーフトーン加工

投稿日:

画像ハーフトーン加工の紹介を致します。ハーフトーンとはさまざまなサイズのドットで表現した単色画像です。
表現方法の一つとしてとても好きなデザインであります。見る距離や角度から色々な見え方があり、独特な雰囲気を持っていると思います。
今回はそのドットで表現された丸穴をレーザーでカットし、デザインアートとして完成させました。
使用するレーザー設備はCo2レーザー、加工エリアは950x1850㎜で原反が加工出来るところが凄いです。トライ品のサイズは700x1800㎜、開き扉の2枚で1つのアートとして再現しました。実際の穴数は数えていませんが、数万個?いや、、、十万個以上あるのかな?数えきれないですが、そのくらい多くの丸穴をカットしていきます。加工時間は?時間がかかり過ぎて怖くなりそうと思いますが、ガルバノスキャナ制御で加工していきますので大丈夫です。
 ハーフトーン加工に欠かせない重要な役割として、ハーフトーンにデータ変換するアプリケーションが必要です。そのアプリケーションの開発も実現し、実際に製品として可能となりました。
フィルムの選択、選定など検証することはありますが、今までになかった物が出来そうでワクワクしています。取りあえずはこの場でお披露目をさせて頂きます。興味がありましたら是非お問合せください。お待ちしております。
日中の室内からの写真

夜間の写真





-Laser, お知らせ, 加工技術


コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

YAGレーザー波長1064nm

YAG波長と紙 YAGレーザーの波長は基本波長1064nmです。CO2レーザーに比べてピークパワーが高くパルス幅が短いため、瞬間的に強いエネルギーを与えることが出来る。加工内容として主に金属や樹脂への …

紙にレーザー彫刻

紙に画像彫刻(マーキング)してみました。表現はとても良いです。写真では表現が分かりにくいと思いますが、実際はとても良い感じに仕上がります。パルスレーザーの特徴を活かしたレーザーの入れ方をします。一般的 …

レーザータイプと加工

レーザータイプと加工関係 産業用に使われるCO2レーザー機のタイプとして、プロッタータイプとスキャナタイプがあり、主にカッティング、マーキング、カービング(彫刻)などの加工が出来ます。しかし、1台あれ …

レーザーマーキング

ファイバー紙:レーザーマーキング加工 主に工業製品などで利用されているファイバー紙を利用した製品となります。ノベルティなどオリジナル性の高い製品作りが可能で、面白い素材だと思います。 CO2レーザーと …

ファイバー紙のレーザーカット

ファイバー紙とは?簡単に説明すると硬く柔軟性のあるプラスチックの様な紙のことで、原材料はもちろん紙となります。『脱プラ』が求められている中での代替品として注目の素材だと思います。 では、そのファイバー …

Laser職人