紙のレーザー加工でマイクロミシンが出来ます。要はミシン目のことです。この加工はパルスレーザーだから可能なことで、どんなレーザー機でも出来ることではありません。
ミシン目の一つの穴の大きさは、約0.2ミリ弱。その間隔を0.3ミリビッチで開けていきます。写真の紙厚は0.2ミリですが、そこへ10発のレーザーショットで穴を開けています。今回のパラメータ設定は1秒間に10,000パルスさせていますので、1つの穴の加工時間は0.001秒となります。もう少し分かりやすく説明すると、30センチのミシン目にかかる加工時間は1秒ということになります。早いですね。焦げない理由もここにあります。
これこそ、パルスレーザーならではの加工です。使い道もたくさんありそうですよね。
レーザー マイクロミシン加工
投稿日:2017年5月25日 更新日: