写真彫刻の編集について
レーザー加工データ:ラスター形式の説明を4回に分けて説明しました。正確に言うと正解が有るわけではありません。自分が満足しても相手がそれを得られなければ、ただの自己満足に過ぎない。その点がプリント写真と違う難しさになります。
レーザー写真彫刻はレーザー照射により素材が発色もしくはクラックにより写真画像を表現します。写真プリントの様に色の濃淡を鮮明に表現は出来ません。だからこそ画像処理がレーザー彫刻の出来映えを決めると私は考えています。
レーザー照射する、しない。レーザー照射エネルギー量。それらをイメージして画像処理ができると良いレーザー写真彫刻が出来ると思います。同時に使用する樹種により、全く違った発色をするので、しっかりと樹種の検証を行うことも大切な事となります。
写真は従兄弟の結婚式で撮影した写真をレーザー彫刻用に画像処理しました。撮影場所は式場内で光が弱く、被写体が暗くバックと同化している部分もあります。被写体を明るく調節し、衣装の白にも変化を与えてあります。大げさに変化を与えて良いと思います。
元画像写真
レーザー彫刻用に編集
実際にレーザー彫刻 素材:ヒノキ