CO2レーザーの代表的な加工としてカット、切断することが挙げられます。単純にカット加工ですが、素材の特性を知らないと上手く行きません。焦げたり、ヤニで黄変したりなど、良い結果が得られないことが起きます。言い方を変えるとレーザーカットとは、カットと表現していますが正確には燃やしていると同じ現象ですから。ただ、燃えるよりもさらに高いエネルギーで一気に加工するので炎が上がらないだけです。だから薄い和紙でも焦げずにカットが可能なのです。
写真:障子紙
写真は障子紙の穴開け加工です。1ミリの穴を開けましたが、全く焦げていません。不可能と思われていた和紙のレーザーカットは品質良く加工可能です。
レーザーカット
投稿日:2017年5月6日 更新日: