レーザー発振器を選ぶ前に何を加工するのかを明確にする。それがとても重要です。目的が明確でないと高価なレーザー機も全く役に立ちませんから。では、金属と紙を加工したい。この2者の両立も諦めてください。
それでは私の得意分野の紙のレーザー加工について、どんなレーザー発振器を選んだら良いか?について説明していきます。
紙に最適な波長は10.6μmになりますので、発振器はCO2レーザーとなります。CO2の発振器の種類にはCW連続発振とパルス発振がありますが、どちらも加工することには問題ありませんので、双方の比較については次の機会にしようと思います。
写真は紙のレーザーカットになります。こんな細かなデザインも問題なくカットできます。木型が必要ないですから手軽に出来ますね。
CO2レーザーに対して紙は吸収率が良いので加工し易い素材の一つです。
レーザー発振器を選ぶ
投稿日:2017年5月10日 更新日: