YAGレーザー スレンレス

ステンレスマーキング

投稿日:

ステンレスマーキング:条件変化による


幾何学模様をハッチングとエネルギー量で条件の違いを作り、発光色の違いをトライしてみました。イメージした発光色を探すことは難しいですね。エネルギーを過剰に入れると、逆に表面がダメージを受けてしまったりと、考えていることとは逆の結果になったりしました。今回はハッチング間隔により、ステンレスに与えるエネルギー量に違いを作り、4色カラーを作り出してみました。

このハッチ間隔が正解かと言うと、そうでもなくて。ステンレス素材の違いや、レーザーフォーカスなど、微妙な違いでも結果は異なってきます。今回はトライの中で、上手く表現出来た物をご紹介します。素材は一般に販売されているステンレス製カードケースを使用しました。
1.ステンレス製カードケース


2.左右は光の当り方で見え方が違います。

3.ハッチ間隔の違い

-YAGレーザー, スレンレス


コメントを残す

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

関連記事

304ステンレス マーキング

304ステンレス マーキング ステンレスの種類にはSUS410、SUS430、SUS304があります。今回は304ステンレスへのマーキングをしてみます。304ステンレスの成分は鉄+クロム(18%)+ニ …

レーザーマーキング:ステンレス

ステンレスへレーザーマーキング 1μ波長のレーザーを用いれば、ステンレスへの加工が可能です。加工機の仕様により加工内容が変わりますが、主としてマーキング加工について取上げたいと思います。ステンレスと呼 …

紙 マーキング

段ボール印刷のインク除去 段ボールにベタ印刷された箇所へYAGレーザーを照射しインクを除去させます。マーキング加工ですがこの場合はレーザー照射による発色では無く、照射することによりインクを除去し、下地 …

スレンレスマーキング

デザインマーキング ステンレスを見ると何かしらマーキングしたくなる、、、。ステンレスの種類は何で、どんな発色するのか?イメージ通り発色させるにはどんな条件が必要か?などなどイメージすることが楽しい。先 …

微細マーキング50μ

CO2レーザーとYAGレーザーの違い CO2レーザーとYAGレーザーを比較するとエネルギーへの交換方法と波長に違いがあります。そして素材への吸収も違います。加工目線から大きく分類すると、金属への加工に …

Laser職人