お客様のご要望で、いちょうの木にオリジナルデザインをレーザー加工致しました。加工方法はレーザー彫刻となります。
今回のご要望の彫刻内容は手書き風の英文字です。
問題は細字部分で、写真を見るとわかると思いますが、4文字で約2.5㎜程しかありません。CO2レーザーのビームスポット径を約0.15㎜程とすると、レーザーを照射して実際素材に与える影響としては、0.2㎜程の太さになってしまいます。CO2レーザーの加工径限界値と言って良いでしょう。
物理的にはスポット径以下の細字は印字不可能ということになります。例えば文字の線の太さが0.2mmで、線と線の間隔が0.2㎜しかない場合、マーキング(彫刻)した結果は潰れてしまいます。肉眼では見えづらいですが、確かに潰れていることは分かります。
でも、そこはお任せ下さい。この設備のスキャナーとソフト、そしてデータの加工により限界値を広げます。細字でお困りの場合は一度お問い合わせください。
写真の”e”文字が潰れている部分がありますが、これがおおよその限界値になります。参考にしてください。
いちょうの木のまな板 レーザー彫刻
投稿日:2017年11月15日 更新日: