導光板ドットマーキングNO.4
導光板ドットマーキングトライ_NO.3ではパターンを変えギャップを補正しましたが、LED光を入れるとどうしても発光の違和感が無くなりませんでした。そのギャップは約200μ程度で、レーザービームのスポット径にあたります。そして、このギャップ寸法を安定的に無くすことには限界がありました。何度かに1度は良くても、安定的に良い結果を求めることは出来ませんでした。何か良い方法は無いか模索はしていますが、現時点では見つかっていません。
ただ、パルスレーザー加工を活かしたドットマーキングには魅力があり、パターンによりギャップの違和感を緩和することで、発光の演出を作り出してみたいと考えています。透明アクリルにLED光を入れると光は屈折すること無く透過してしまいます。そこへパルスレーザーでドットマーキングを施します。ドット深度についても、パルス数とレーザー出力で調整可能です。深度調整は発光の調整につながり狙い通りのデザインも可能というわけです。次回は目線を変えてパターンによるデザイン導光板をトライしてみます。