レーザー加工

写真彫刻

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メモリアルフォトフレーム_家族写真

新年恒例の家族写真をヒノキへ写真彫刻しました。何度も紹介しておりますが、パルスレーザーを用いると素晴らしい表現が可能です。そしてその表現を豊かにしてくるのがヒノキ合板です。今回はヒノキ合板について少し説明したいと思います。
 
ヒノキの産地は岐阜県東濃地区になります。そして、東濃ヒノキはブランド名でも知られていますね。岐阜県は木材が豊富な県です。メモリアルフォトフレームに使用しているヒノキ合板はその東濃ヒノキを0.3㎜にスライスし、0.3㎜のヒノキを交互に3枚重ね合わせます。厚み約1㎜の素材となります。木材の目方向を交互に重ね合わせることで厚み1㎜でも強度を出すことが可能となり、反りも解消します。素晴らしい無垢ヒノキ合板となっております。CO2レーザーとの相性も非常に良く発色が綺麗だと思います。
 発色の色は木材1本1本で違いがあり、赤っぽく発色したり黒っぽく発色したりします。私自身は赤っぽく発色する感じが好きです。ただ、、、レーザー照射してみないと分からない為、発色をコントロールすることは出来ません。以上がヒノキ合板の簡単な説明です。ヒノキ合板の製造メーカーは岐阜県白川町にある(株)トーホー。東濃ヒノキを日本に限らず世界へも発信している素晴らしい企業です。

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