Laser 加工データ

レーザー加工データ作成・ver1

投稿日:

その1:ベクター形式

レーザー加工するには、その機械を制御するソフトウエアがあり、そして加工する目的に合った加工データが必要となります。オペレーター目線からデータ作成ポイントについて上げていきたいと思います。
先ず〈その1〉では主に使用するデベクター形式についてです。今の段階では何から説明して良いのかまとまっていませんので、あれもこれもと言った感じで付け加えが増える可能性が多分にあると思います。

レーザー加工する中で多く扱う加工データが、ベクター形式となります。ベクター形式の中にはDXF、Ai、epsファイル等があります。ロゴ文字やデザイン画を扱うデザイナーと設計図面を扱うCAD設計では、おそらく扱うソフトが違うと思います。デザイナーはイラストレーターで作成したAiファイルであり、設計ではAutoCADで作成したDXFファイルとなります。epsファイルはイラストレーターからepsファイル形式に保存された場合ですので、Aiファイルとepsファイルは同じ扱いとなります。
※レーザー加工に必要なファイル形式とは。
ソフトウエアに読み込むためには、DXFファイルとなります。
入稿データがAiファイルやepsファイルの場合は、それぞれのデータをDXFファイルへと変換します。注)入稿データによってバージョンの違いや、変換時にチェックを入れ忘れたなど、開けない場合や使用できない場合があります。この様な場合はお問合せさせて頂くことになります。
ここでのポイントはレーザー加工に必要な加工データはDXFファイルということになります。ソフトウエアによりAiファイルでも加工データとして扱える機種もあると思いますが、DXFファイルであれば間違いないと思います。
レーザー加工に必要なファイル形式が分かりましたので、次回は加工目的に適切なデータの作成ポイントを説明いたします。

-Laser, 加工データ


コメントを残す

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

関連記事

レーザータイプと加工

レーザータイプと加工関係 産業用に使われるCO2レーザー機のタイプとして、プロッタータイプとスキャナタイプがあり、主にカッティング、マーキング、カービング(彫刻)などの加工が出来ます。しかし、1台あれ …

レーザーマーキング技術

CO2レーザーを用いて写真やデザインを木製品に印字します。伝える表現方法が難しいですが、印字すると言う表現よりも『焼付ける』、『彫刻』、『マーキング』と言った方が良いでしょうか。 そのレーザー彫刻をパ …

ウィンドフィルムのハーフトーン加工

画像ハーフトーン加工の紹介を致します。ハーフトーンとはさまざまなサイズのドットで表現した単色画像です。表現方法の一つとしてとても好きなデザインであります。見る距離や角度から色々な見え方があり、独特な雰 …

マーキング技術

桧へのマーキングトライ。マーキング内容はトムとジェリーのキャラクターと英細字です。 まずは桧ですが、油分が多くてヤニが付着しやすい。条件がマッチしないと、ヤニがついて品質が損なわれる。そして焦げ茶色に …

PETレーザー加工

PET素材にレーザーマーキング加工 CO2波長10.6μmをパルス状にPET素材へ照射します。10.6μm波長はレーザー波長の中でも最も長い波長帯であり、レーザーを照射すると素材は熱影響により何らかの …

Laser職人