和紙ラベルレーザーカット
素材はベースの和紙に粘着加工が施されている和紙粘着ラベルです。和紙ラベルの使用用途は色々とありますが、お酒の瓶ラベルに用いられたりと、和をモチーフするのに最適な素材です。何より商品を飾る大切な役割です。
今回はその和紙ラベルにレーザーカットを施します。加工に当り大切なポイントは2つあります。1つは焦がさず和紙だけをにカットすること。(離型紙はカットしない。)2つ目は、必要無い部分は離型紙に残し、必要な部分だけを離型紙から取り外す。
簡単そうで神経を使う加工です。離型紙を含め全てを切り落すのであれば、過剰にパワーを入れても問題ありませんが、離型紙は切り落さないのであれば、和紙だけを切り落すパラメーターを探すことが重要になります。そして、厄介なのは粘着層です。和紙と粘着層は素材特性も違いますし、素材のバラつきもあります。粘着層をしっかりと切断できないと、離型紙からラベルを取る時に、必要の無いパーツも引っ付いてきます。これでは細かいレーザーカットを施した場合、必要無いパーツを取り除く事に頭を悩まします。