導光板ドットマーキングNO.6
今までのトライの過程でスキャナとヘッド可動におけるギャップの生まれ、そのギャップがLED光を入れると、どの様に見えるのか。そのポイントがやっとつかめました。そして、ドット密度も何パターンかテストを行いベストな密度を見付けました。
ただし、スキャナでマーキングすることはレーザービームの入射角が発生します。その入射角はどうしても考慮しなくてはなりません。そこがスキャナの特性となります。そこで、その入射角を最小限に抑える様ににヘッドを可動していきます。レーザー加工の導光板は色々な加工メーカーでも取り扱っています。今更参入しても、、、なのですが、全く加工方法が異なり、何よりスキャナマーキングにより加工時間が大幅に短縮されます。加工エリアとしてはレーザープロッタの加工エリアには及びませんが、最大で430㎜x730㎜まで可能となります。
アクリルの材質を選ぶ時、レーザー加工に向いている材質はキャスト材になります。安価な押出し材に比べると、倍以上の値段になってしまいます。しかし、パルスレーザーでは熱影響を最小限に抑えることが出来ますので、押出し材でも十分に綺麗に仕上がります。押出し材、キャスト材、どちらでも大丈夫です。
ドット導光板の詳細
ドット密度 1.6㎜x1.6㎜ピッチ
アクリル 押出し材/キャスト材
加工最大寸法 430㎜x730㎜
写真:290(H)x383(W)